薄毛になるメカニズム
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髪は毛母細胞が分裂して成長する

髪は、頭皮(地肌)から出ている「毛幹」と、頭皮(地肌)の中にある「毛根」とに分けることができます。私たちがふだん「髪」と呼んでいるのは毛幹で、髪が成長するのは毛根の先のふくらんだ「毛球」のほう。毛球にある「毛乳頭」が、「毛母細胞」に対し、髪の成長を促したり、止めたりする指示を出しています。髪の成長を促す指示が出ると、毛母細胞が分裂し、それが髪となって毛根から押し上げられるように成長します。
毛根は、胎児のときにつくられ、その数は生まれてから基本的に一生変わりません。

 ■ ヘアサイクル

髪は「成長期」に成長する

髪は、1日に0.3〜0.5ミリ、1カ月で約1.2センチ、1年では約15センチ伸びます。けれども髪は永遠に伸び続けるのではなく、一定の期間を経ると自然に抜け落ち、抜け落ちたところからまた新しい髪が生えてくる、ということをくり返しています。1本の毛髪が成長しはじめてから抜け落ちるまでの周期を「ヘアサイクル」といい、平均して4〜6年の期間があります。
ヘアサイクルのうちのほとんどの期間は、毛母細胞が分裂し髪が伸びる「成長期」です。成長期が長ければ、髪はその分長く成長し、また、太くなる傾向があります。その後、成長が止まる「退行期」(2〜3週間)を経て、「休止期」(数カ月)になると、毛根の位置が浅くなり、その毛穴の奥で新たに成長を始めた髪に押し出されるようにして自然に抜け落ちます。
毛髪は1本1本ヘアサイクルが異なり、脱毛の時期がずれるため、通常は一度にまとめて抜けることはありません。

短く細い抜け毛が増えてきたら、薄毛のサイン

日本人の髪は平均で約10万本あります。ヘアサイクルから計算すると、1日あたり50〜100本程度の髪が抜けることになります。成長した髪がこの程度の本数抜けるのは自然な生理現象で、抜け毛を心配する必要はありません。しかし、短く細い抜け毛が増えてきたら、薄毛になりかけている可能性があります。

 ■ 男性の薄毛

男性の薄毛(壮年性脱毛)は、成長期が短くなる

男性の薄毛の多くは壮年性脱毛で、思春期以降の男性に多く見られ、男性型脱毛、あるいは若はげとも呼ばれています。壮年性脱毛は、思春期以降に男性ホルモンの分泌が増加することに伴い、ヘアサイクルの成長期が徐々に短くなることでおこり、主に前頭部や頭頂部の髪が短く細くなっていく特徴があります。しかし、毛根の数は変わらないため、髪の本数はほとんど変わりません。よく見ると、薄毛になった部分にも、うぶ毛や軟毛が以前と同じ本数だけ生えているのです。


壮年性脱毛の発生のメカニズム

髪のもとになる毛母細胞は、毛乳頭細胞との相互作用によって細胞分裂が制御されています。毛乳頭細胞が髪の毛をつくる指令を出すと毛母細胞が分裂して髪が成長し、髪の成長を止める指令を出すと毛母細胞の分裂が停止して髪の成長が止まります。
思春期以降の男性において、男性ホルモンのひとつである「テストステロン」が分泌され毛乳頭細胞に運ばれると、「5α−リダクターゼ」という酵素の働きで、「テストステロン」が「ジヒドロテストステロン」に変換され、毛乳頭細胞にある受容体に結合します。すると毛乳頭細胞では「TGF-β」というタンパク質が産生されます。
「TGF-β」はいわば脱毛指令因子であり、これが毛母細胞の分裂を抑制することで、成長期の毛髪が退行期に移行します。

              



「TGF-β」の影響で、平均4〜6年である髪の成長期が短くなって、数カ月〜1年ほどになることもあります。このため、髪は十分に成長することなく退行期・休止期に入り、短く細いまま抜け落ちることが繰り返されるのです。
薄毛の程度や発生時期には、遺伝等による個人差がみられるようです。

 ■ 女性の薄毛、抜け毛

出産後脱毛

女性ホルモンには、ヘアサイクルが成長期から退行期・休止期に移行することを抑制する働きがあります。妊娠中の女性は、女性ホルモンのレベルが高いため、毛髪は退行期・休止期に移行せず、脱毛しにくい状態になっています。
しかし、出産後は、女性ホルモンが通常のレベルに戻るため、ヘアサイクルも通常に戻り、これまで休止期に入らず抜けなかった分の髪が一気に抜けることがあります。これが出産後脱毛です。通常は、その後ヘアサイクルに従って毛髪が新たに生えてくるため、心配はありません。

女性の髪は40歳頃から細く、少なくなる

個人差はありますが、女性の髪の太さは平均すると30代後半が最も太く、その後は少しずつ細くなり、ハリ・コシがなくなっていくことがわかっています。
また、髪の本数も、30代頃から少しずつ減少する傾向があります。

加齢に伴い、女性の髪は、成長期の髪の割合が少なくなる

女性の薄毛は、50歳を過ぎる頃から、髪の悩みとして挙げる人が多くなります。
女性の薄毛では、男性の壮年性脱毛と異なり、頭部の比較的広い範囲で、髪が細くなり、ハリ・コシがなくなり、毛髪の本数も減少します。その結果、髪の分け目が目立つ、髪のボリュームが出にくい、などの悩みとして現れるのです。
50代以上の女性では、成長期の毛髪の割合が減少して休止期の毛髪の割合が増加し、抜け毛が増え、髪の本数が減ります。さらに、成長期の髪でも成長速度が遅くなっていることが確認されています。


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